広告漫画家1年生にオススメする書籍10選!【フリーランス|お金|ビジネス|副業|時短】
こんにちは。
イラストデザインスタジオゆずさくらやの柚木ロウ(@yuzuyuzu_low)です。
このブログ内で連載している「広告漫画家1年生!」が
ありがたいことに沢山の人に読んでいただく機会に恵まれ、大変嬉しく思っています。
今回はちょっと息抜きというか、番外編という感じで
「広告漫画家1年生の皆さんにオススメしたい本」
というテーマで書くことにしました。
これは実際に私の知人から
「広告漫画家になるにあたって参考にした本とかあれば教えて欲しい!」
という要望があったので、私のおすすめ本が誰かの役に立てばいいなぁと思って選んでみました!
というわけで、今回は「広告漫画家1年生にオススメする書籍10選」について紹介します。
広告漫画でフリーランスになりたい人も、副業としてやりたい人にも
役立つ本を紹介しているので必読ですよ!
目次
絶対外せない働き方とお金についての本
オススメする上で「これだけは外せない!」という書籍が以下の3つです。
絶対外せない超オススメ書籍
- 【マンガ】フリーランスで行こう!会社に頼らない、新しい「働き方」(著:高田ゲンキ)
- 世界一やさしい フリーランスの教科書 1年生(著:高田ゲンキ)
- お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!(著:大河内薫、漫画:若林杏樹)
副業にしろフリーランスを目指すにしろ、まずはこの3冊をオススメします。
「フリーランスで行こう!」と「お金のこと〜」はコミックエッセイみたいな感じで
大半が漫画になっているので非常に読みやすいですよ!
【マンガ】フリーランスで行こう!会社に頼らない、新しい「働き方」
こちらはベルリン在住のフリーランスイラストレーター高田ゲンキさん(@Genki119)のコミックエッセイになります。
会社勤めのデザイナーだったゲンキさんが、いかにしてフリーランスになることを決意したのか。
そしてフリーランスになった後にどういう問題とぶつかり、それを乗り越えて行ったのか。
エッセイなので、非常にリアルに、そしてコミカルな漫画で描かれているのでとても読みやすいです。
「フリーランスって収入不安定だし、フリーターみたいなものじゃないの・・・?」
という漠然としたイメージや不安を持っている人に読んでほしい最初の1冊に、この本を選びました。
この本は旦那に勧められて読んだのですが、
この本と出会わなければフリーランスという働き方が
選択肢に上がることはなかったし、興味も持たず、
今でもどこかの会社に雇われることだけが正解だと思っていたでしょう。
そんな私の視野を大きく広げてくれた本です。
世界一やさしい フリーランスの教科書 1年生
上記で紹介した高田ゲンキさんの次作の本になります。
こちらの本は、「フリーランスで行こう!」よりももっと具体的にフリーランスについて書かれており、
これ1冊で
- フリーランスとは?
- フリーランスの働き方
- フリーランスになるための準備
- フリーランスになったらやること
- 仕事の進め方
などが学べます。
フリーランス1年生の手引き書、という感じに使うことをオススメします。
私もこちらの「世界一やさしい フリーランスの教科書 1年生」で
営業方法や仕事の進め方などに不安が出た時に読み返しています。
こちらはコミックエッセイではないので、「フリーランスで行こう!」より文字が多めなのですが、
高田ゲンキさんのカットイラストや漫画も挿絵として随所に描かれているので、
とても読みやすく、わかりやすい内容になっています。
お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!
ラノベのような長いタイトルですが、通称「フリーランス税本」と呼ばれるこちらの書籍、
内容は税理士の大河内薫先生(@k_art_u)が漫画家の若林杏樹先生(@wakanjyu321)に
確定申告にまつわる税金のあれこれを教えていくギャグ漫画になっています。
もう一度言います。ギャグ漫画です。
税金、確定申告、節税・・・難しそうな単語だし、
副業漫画家とかフリーランスになったら避けては通れない税金のこと・・・
正直わけわかんないと思うんですが、そんなわけわかんない状態からスタートするので、
超超超初心者向けの税金本になっています。
税金のことだけではなく、扶養や社会保険などについても触れているので、
「お金のことよくわかんないよ〜〜〜〜〜!!!!!」
という人にも大変親切なギャグ漫画となっています。
確定申告の時期になったら必ずこのフリーランス税本を読み返して
不安要素を解消しています。面白いしわかりやすいので凄く助かってます!!
ちなみに私はこのフリーランス税本を参考にゆずさくらやの開業届を出したり、
会計ソフトを決めたりしました。
税理士の大河内先生はYouTubeやVoicyでもお金の教育を広めるため
積極的に情報発信をしていらっしゃるので、私も普段から大変お世話になっております。
大河内先生のYouTubeチャンネルはこちら↓
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広告漫画に関係する本
次に、広告漫画という仕事をする上で勉強になったな、という本を紹介します。
広告漫画に関係する本
- 広告まんが道の歩き方:1巻/基礎編(著:うるの拓也(うるのクリエイティブ事務所))
- こんな時、どうする?「広告の著作権」実用ハンドブック 第2版(著:志村潔)
広告漫画の仕事をする上で、先人の知恵を借りたい!
こういう時どういう風に考えたらいいのかわからない!
そんな時の指標になったなぁと思ったのがこちらの2冊です。
広告まんが道の歩き方:1巻/基礎編
うるのクリエイティブ事務所のうるの拓也さん(@takuya_uruno)の電子書籍になります。
うるのさん自身が担当した事例を用いつつ、
広告漫画の仕事を解説した全5巻(と、別巻3巻)の中の最初の本です。
私は5巻全部読みましたが、その中でも最初の1巻からの学びが多かったので、
今回はこちらをお薦めさせていただきました。
本文中に登場する下記内容に感銘を受けたので、
仕事場の目の前に紙に書いて常に見えるようにしています。
とにかく広告漫画は、常に心理的にアウェーにいるんだと思うことが大事。
そこから逆転してこそ広告としての機能を果たせるのだから。なのでボクはいつも「読む気が無くても、つい読んでしまうようになっているか?」を気にして描いているんだ。
引用:広告まんが道の歩き方:1巻/基礎編(著:うるの拓也(うるのクリエイティブ事務所))
普通だったら読む気のある読者=ファンを重視して描くだろうけど、広告漫画では逆なんだ。
メインターゲットは読む気の無かった人。
そういう人を振り向かせてこそ、広告になるのだから。
うるのさんの長年の経験が詰まった内容になっているので、
広告漫画の座学、という感じで読んでみるのもいいかなと思いました。
こんな時、どうする?「広告の著作権」実用ハンドブック
広告漫画に関する著作権について考える時に役に立った本がこちらになります。
主に契約関連での確認用に手引書的な感じで使っています。
こちらの「広告漫画家1年生!⑤営業しよう(編集プロダクション編)」でも紹介しましたね!
広告漫画はあくまでも「広告」なので、完成した広告の著作権がちょっと複雑になってしまう場合があります。
その広告を制作するのに関わる人が多ければ多いほど…って感じですね。
とある企業さんの業務委託契約書が更新された際に、
著作権についての項目が納得いかなかったことがあって、
インターネットや著作権関連の本で調べまくった時にこの本と出会いました。
納得できる私なりの答えを見つけられたので重宝しています。
その他仕事をする上で役に立った本
その他、色んな書籍を読んできて、仕事で特に役に立ったなぁという本をいくつか紹介します。
仕事をする上で役に立った本
- 伝え方が9割(著:佐々木圭一)
- 伝え方が9割 2(著:佐々木圭一)
- 素材集(ブラシ素材、ポーズ素材、背景素材)
伝え方が9割、伝え方が9割 2
これは私が派遣社員として事務職で勤務していた時に読んだものですが、
今まで数々のビジネス書、自己啓発本を読んできた中で
断トツでおススメできる本です。
こちらを読んでから明らかにビジネスメールの文面の雰囲気が変わりましたし、
クライアントさんと気持ちよくやり取りできるようになりました。
コミュニケーション能力ってやっぱり大事なんだなぁ…と思わされたシリーズです。
新社会人の社員教育で全員に配ってほしいレベル…。
ガッチガチのお固いテンプレビジネスメールを送っていた
社会人2年目の頃の自分に送り付けてやりたいです!!!!
こちら、ビジネスコミック版も出ているので、
「活字ばっかりなのは苦手だ~!」という人はビジネスコミック版をお薦めしますね。
素材集(ブラシ素材、ポーズ素材、背景素材)
最後に、広告漫画を描く上で実際に重宝した素材集を紹介します。
広告漫画に限らず、イラスト制作や漫画制作では、
素材集を活用することでかなり時短になります!
素材集を活用するかしないかでは作画スピードに雲泥の差が生まれるので、
経費で購入して積極的に使い倒していきましょう!
以下、実際に私が購入して活用している素材集になります。
↑こちらのブラシ素材集は現代物、ファンタジー物を網羅しているので、
小物とか遠景とかモブとかめちゃくちゃ使います!!!
↑こちらのポーズ素材はビジネス系漫画を描く時に重宝しています。
キャラクターのふとした気の抜けたワンシーンや、
良い感じの社内での距離感が表現されているので凄く助かっています。
なかなか検索しても見つからないですよ…
「デスクで同じ資料見て談笑しながら仕事する上司と部下」とか
「資料見ながら片手にペン、片手に電話持ってるサラリーマン」とか
「会議疲れた~!って机に突っ伏してるサラリーマン」の資料なんて…(笑)
広告漫画って大体の登場人物が疲れてたり困ってたりするので
そういう仕草が伝わるポーズ素材集は貴重だと思います。
↑こちらもビジネス系漫画の背景でお世話になっています。
クリスタの機能で線画抽出して使ってみたり、
トレースして時間経過や場面転換のコマの背景として活用しています。
インターネットで公開されている写真にはほとんどの場合著作権があるので、
こういう背景素材集を持っておくと安心ですよ!
ここで落とし穴なのですが、
「あれもこれも買って経費にしちゃえ~!」
というのは「買って満足してロクに活用しない」典型例なので
本当に必要な素材集だけ買うようにしましょうね。
決してお安いものではないので…^^;
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まとめ
以上、「広告漫画家1年生にオススメする書籍10選」についての紹介でした。
本当に役に立った!という本だけを紹介したつもりなので、
「広告漫画家1年生!」の読者の皆様の役に立てばいいなと思います。
たまにはこういう息抜き記事も良いですね^^
また何か余談的なテーマがあれば随時記事にしたいなぁと思っているので
「広告漫画を描く上で参考にしてるサイトはどこ?」
「セミナーって受けた方がいいの?」
などなど、リクエスト募集しています!