【制作実績】KADOKAWAビジネス書『その悩み、助成金が解決してくれます!』漫画パート

2025.4
【担当】
シナリオ補助、キャラクターデザイン、ネーム、作画
【使用ツール】
CLIP STUDIO EX
Adobe Photoshop CC


2025年4月1日発売の
『漫画と図解でわかる 会社をグンと成長させる方法 その悩み、助成金が解決してくれます!』(著:藤井貴子、発行:KADOKAWA)の
漫画パートの制作を担当いたしました。

【書籍】

【Kindle】

広告漫画の仕事を始めてからずっと夢見てきた
「『マンガでわかる』シリーズの作画担当になる!」
という夢を遂に叶えました…!

今回のお仕事は、初めての書籍制作
そして初の2色刷り原稿という、二重のチャレンジでした。
書籍づくりのプロである出版社の編集者さんに丁寧にご指導いただきながら、
原稿の進め方はもちろん、書店で平積みにされたときの
「見え方」まで意識して
表紙づくりに取り組みました。

普段描いている広告漫画とは違い、本として世に出ることを前提とした制作は、
新鮮な発見の連続で、私自身のスキルアップにもつながったと感じています。

テーマとなった「助成金」は一見むずかしそうな内容ですが、
著者の先生がYouTubeで分かりやすい動画を多数公開されていたので、
それらを何度も見て内容をかみくだき、伝わりやすさを重視して漫画を構成しました。

ストーリーは、「戦国武将が現代にタイムスリップし、
助成金を活用して自分たちの事業を成長させていく」というユニークな展開。
お堅くなりがちなビジネスの内容を、楽しく、そしてリアルに伝えるために、
以下のような工夫を意識しました。

  • 助成金を「申請して終わり」ではなく、「活用してどう変化するか」にフォーカス
  • ライバル店の登場、人材育成の必要性、経営の安定化など、
    実際にありそうな課題を漫画に取り入れ、読者が自分ごととして考えられるよう工夫
  • キャラクターの表情やセリフに力を入れ、「漫画としての面白さ」も忘れずに

「なるほど、こういう風に助成金を活用すればよいのか!」
疑似体験しながら理解できる内容にすることで、
専門的なテーマでも親しみやすくなります。

今回のように、「役に立つけど難しい内容」を届けたいとき、
内容をコミカライズしたビジネスコミックはとても効果的です。

とくに助成金や税金、働き方、経営の考え方、金融の知識など、
学ぶ必要はあるけれど、つい後回しにされがちなテーマほど、
漫画という形式を通じて親しみやすく伝えることで、
より多くの方に届けることができます。

もし、ビジネス書や実用書の制作をお考えの方がいらっしゃいましたら、
ぜひ漫画パートの導入をご検討ください。
難しい内容も身近に、そして何より楽しく学べる作品づくりのお手伝いができれば幸いです。

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